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2010/3/10 水曜日

リスクの買いセンチメントが一時後退

先週来、リスク選好{リスクを買う動き}によるドル売り・円売りのセンチメントが変わってきた。代わって、ドル円の90円前半からミドルには、本邦輸出筋のドル売り円買いが控えており、さらに短期投機筋からのドル売りも控えていた。この動きは、クロス円での円買いを招き、欧州通貨の下落に繋がった。折から、格付会社フィッチ・レーティングスが、英国財政の信用力に疑問を呈し、さらにポルトガルについても、格下げの可能性を示唆したことから、ユーロが売られる展開となってきた。
今朝は、ユーロが1.36を回復、ドル円も90円直前まで戻っている。リスク選好の調整の動きが、昨日で一旦終了したように思っている。

注目

本日の経済指標は、日本の機械受注(8時50分)やドイツの CPI (16時)、英国の鉱工業生産(18時30分)等に注目がゆく。日本については、日銀による追加の金融緩和策が待たれている。一方、ユーロ圏27ヶ国の財務相は、来週16日に出口戦略についての協議が行われ、我が国との格差を感じている。昨日の調整で、円売り意欲が市場に出てきたか、日銀のスタンスから円キャリーがさらに本格化してくるのか、注目している。

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ドル円日足

2010/3/9 火曜日

リスク選好と実需の綱引き

先週末の米国雇用統計の改善により、リスク選好によるドル売り・円売りが強まった。東京時間では、ドル円は、90円69銭まで2週間ぶりの高値にまで上昇した。この水準では、実需筋のドル売りに押されたが、90円10銭台では、買い戻しも入り、ドルは底堅さを示した。クロス円は、押し並べて円安傾向となり、ユーロ円の123円89銭は2週間振り,ポンド円の137円30銭は10日振り、AUD円の82円台ミドルも2週間振りの円安水準となった。ただ、今朝はピークから反落、円買いの方向にある。

注目
昨日は、AUDの強さに注目した。AUDドルの0.9130台は、6週間ぶりの高値。
AUD円の買いが、クロス円全般を押し上げ、ドル円をも円安へ主導でする牽引力となりうるか注目している。日銀が追加の緩和策を出す可能性もあり、「円キャリー」が出始めたのかも知れない。CADの強さも原油価格が2カ月振りに81ドル台に上げてきており、金価格もマイナス11ドルながら、1,124ドルと高値圏内にある。リスク選好が優勢となる中、資源国通貨の動向には注意を払いたい。

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ドル円日足

2010/3/8 月曜日

NFP強くリスク選好のドル売り円売り

米国2月の雇用統計が注目された。非農業部門雇用者数(NFP)は、マイナスながら36千人と予想比好調な数字が発表された。大雪の影響で、予想以上に落ち込むことも危惧された。景気回復に楽観的な見方が広まり、リスク選好のドル売り・円売りが優勢となってきた。ドルは、円以外の通貨に対して弱く、ドル円は2月25日以来の90円台を回復してきた。5日に行われた、ドイツ・ギリシャの首脳会談では、ギリシャ危機は、ユーロ圏の安定を脅かさないとの結論に、リスク選好の動きは、ユーロ圏からも出てきた。

注目

米国司法省が、ヘッジファンドの数社に、ユーロ売りを共謀したとの疑いで、取引記録を調査するとの3日の報道で、4日のユーロドルは一時、1.37台を付ける動きも観測された。ただし、中期的に見て、金利引き上げは、米国がユーロ圏に先行して行われる可能性を見ており、ユーロには売り圧力がかかる場面も想定される。円も、日銀が追加の緩和策を出す可能性もあり、弱そうだ。

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ドル円日足

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ユーロ円日足

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