モーニングレポート〜昨日の海外市場から〜
ロンドン午前の為替市場では、欧州通貨の下落が一服。アジア時間の流れを引き継ぐかたちで序盤はユーロやポンドの売り基調が目立ちますが、米GDP発表を控えていることや、本日が週末となることからポジション調整が一巡すると、欧州通貨も小幅に買い戻されました。
ユーロドルは1.3ドル近辺に観測されたストップロスの売りをこなし、一時1.2980ドルまで本日安値を更新。しかし下値も堅くその後は1.30ドル前半まで反発しました。
ドル円・クロス円も同様に下値確認から買い戻しの流れ。アジア時間から月末や投信絡みのフローに支えられて下げ渋っていたドル 円は、86.15円までわずかに年初来安値を更新したものの、86円割れを試すことなく86円半ばまで反発。ユーロ円もユーロドルの上昇が支えとなり、 112.03円まで本日安値を更新した後には112円後半まで買い戻されました。
21:30 米4-6月期GDP:+2.4%(予想:+2.6万件)
→予想より弱い
2四半期連続で伸び率が鈍化したことは米経済の減速基調を裏付ける内容と市場に受け止められ、指標結果を受けたドル円は86.50円から一時85.95円まで急落します。ダウ平均先物は前日比-100ドル超の下落となります。
また2年債利回りは一時0.546%と過去最低を記録。昨日のセントルイス連銀総裁の「景気が減速し、物価が下落した場合には、当局は米債の購入を再開すべき」との見解と相まって、米債に強気な見方が広がっているようです。
22:30 ダウ平均株価寄り付き:10,465.19ドル(前日比:+1.97ドル)
22:45 米7月シカゴ購買部協会景気指数:62.3(予想:56.0)
→予想より強い
23:00 米7月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値:67.8(予想:67.0)
→予想より強い
とくに強いシカゴPMIの結果で株・為替ともに持ち直し、ドル円は86.72円まで急速にリバウンド。また、クロス円も米GDPの影響で一時ユーロ円が112.10、ポンド円が134.21円まで下落しますが、その後はドル円と同様に買い戻しが強まり、ポンド円はロンドンFIXでのポンド買いもあって136.05円まで上昇し本日高値を更新しました。
一日を通しての主要通貨強弱
(強)CAD>GBP>AUD>JPY>NZD>USD>CHF>EUR(弱)
ダウ平均株価大引け:10,465.94ドル(前日比:-1.22ドル)
USD/JPY:86.47円レベル、EUR/JPY:112.85円レベル、AUD/JPY:78.20円レベル
NZD/JPY:62.70円レベル、GBP/JPY:135.83円レベル、EUR/USD:1.3050レベル
来週は米雇用統計を筆頭に重要経済指標発表と各国中銀の金融政策会合などが開催されるなどイベント目白押しの週となります。3日には豪RBA、5日に英BOE理事会 、欧州ECB金融政策決定会合が開催され各総裁の発言に注目が集まります。そして8月6日に米雇用統計が発表されます。
トラックバック URI : http://www.kawasetorihiki.com/fxblog06/wp-trackback.php?p=3833


