5/16 本日の戦略−資源国、新興国通貨は売られ過ぎの水準だが−
おはようございます。熱中症対策には暑さに強い身体を作るのが有効のようで、それにはきつめの運動を30分以上行って運動の後に牛乳やヨーグルトなどの乳製品を取ることだそうです。ただ、週4日異常は実施しないと難しいようです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ドル>豪ドル>円>ポンド>ユーロ>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
ギリシャは政権樹立の失敗し、再選挙を行うことが決定されました。本日にも再選挙に向けた準備が本格化するものと思います。緊縮策の是非が争点となり、事実上のユーロ圏残留を問う選挙となりそうです。このため、市場では次回選挙が実施されると見られる6月10日もしくは17日まではスペインやイタリアの金融機関へのリスク、ユーロ周縁国の国債利回りの上昇などのユーロに対する懸念が続くものと見られ、ユーロは対ドルで1/13につけた1.26250ドル、対円で2/1につけた99.240円を試しに行くものとみられます。
ユーロ圏の懸念から株価が下落していることもあり、資源国や新興国通貨の下落が続いています。昨日も書きましたが、EURJPY、AUDJPY、AUDUSD、NZDJPY、NZDUSD、ZARJPY、MXNJPY、NOKJPYが21日移動平均線から-3%以上乖離しています。これらの通貨は売られ過ぎの水準へと入っていると見られますが、ユーロの懸念が後退しないと、センチメントの改善にはつながらないため、下落圧力が当面継続することになりそうです。
ポンドは、欧州の通貨の中では、リスク回避通貨としての位置づけとなっています。このため、ユーロへの懸念が継続していある間はポンドに上昇圧力がかかるものと思います。ただ、対象通貨はユーロ圏および資源国、新興国通貨となります。ドルや円に対しては弱含みとなると思います。本日は英国で雇用関連の統計(失業率、失業保険申請件)と英中銀が四半期ごとのインフレレポートが公表されます。景気見通しなどの引き下げがあれば追加緩和期待が高まるものとみられ、ポンドが売られる可能性もありますが、逃避通貨となっているため、下値も限定的と思われます。
■AUDUSD 日足(一目均衡表、MACD) source:uedaharlowfx
豪ドル/米ドルは一目均衡表(日足)で実勢レートが雲の下、遅行線が実勢レートの下、転換線が基準線の下と典型的な下落トレンドとなっています。現在は昨年12/15の安値の0.98610ドルがサポートとなっていますので、ここで止められなかった場合には、昨年11/23の安値の0.96640ドル近辺まで下落する可能性があります。MACDでも下落トレンドが継続していることが示されていますが、そろそろ売られ過ぎの水準に近いことが示されていますので、MACDのゴールデンクロスを待ちたいところです。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
USDJPY
5日移動平均線(79.887)を上抜け
EURJPY
5日移動平均線(102.783)がレジスタンス
GBPJPY
5日移動平均線(128.502)がレジスタンス
AUDJPY
5日移動平均線(79.955)がレジスタンス
NZDJPY
5日移動平均線(62.250)がレジスタンス
CADJPY
5日移動平均線(79.604)がレジスタンス
ZARJPY
5日移動平均線(9.794)がレジスタンス
NOKJPY
5日移動平均線(13.324)がレジスタンス
MXNJPY
5日移動平均線(5.814)がレジスタンス
HKDJPY
5日移動平均線(10.254)を上抜け
SGDJPY
5日移動平均線(63.678)がレジスタンス
EURUSD
5日移動平均線(1.29193)がレジスタンス
■変動率からの予想レンジ 08:12→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯はギリシャの政権樹立協議を見たいとの思惑から、アジアの株価が下落したものの、円買い、ドル買いは長く続きませんでした。このため、ドル/円は79.82円〜79.94円、ユーロ/円は102.25円〜102.57円、ユーロ/ドルは1.2814ドル〜1.2837ドルの狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間帯に入ると発表された独1-3月期GDPが市場予想を上回る前年比1.7%の成長となったことから、やや懸念が後退してユーロ/ドルが1.28687ドル、ユーロ/円が102.872円まで上昇、ドル/円も79.90円近辺での推移となりました。18:00に発表された独ZEW景況感調査が市場予想を下回る10.8と悪化したものの、同時に発表されたユーロ圏1-3月GDPが0.0%と市場予想より良かったことやギリシャ、ポルトガルの1-3月期GDPも市場予想よりは悪くなかったことでユーロの下げも限定的となりました。NY時間に入ると、発表されたNY連銀製造業計指数が市場予想より上ブレする17.09となり、小売売上高と消費者物価指数は市場予想通りとなったことでドルが買われ、ドル/円は80.05円近辺まで上昇しました。その後、ギリシャ連立樹立協議が決裂とのヘッドラインが出るとユーロ/ドルは1.27214ドル、ユーロ/円は102.030円まで下落、ドルが買われてドル/円は一時80.330円まで上昇しました。
昨日の主な変動要因
?ドイツ1-3月期GDP前年比1.7%(予想0.9%)⇒ ユーロ買い
?ドイツZEW景況感調査10.8(予想10.9)⇒ ユーロ売り
?ギリシャ連立政権協議決裂、再選挙⇒ ユーロ売り
?NY連銀製造業景気指数17.09(予想9.25)⇒ ドル買い
?NAHB住宅市場指数29(予想26)⇒ ドル買い
クローズはドル/円が80.160円、ユーロ/ドルが1.27265ドル、ユーロ/円は102.038円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
5/16(水)
・ 08:50 日本 3月 機械受注
・ 08:50 日本 3月 第三次産業活動指数
・ 17:30 英国 4月 失業保険申請件数
・ 17:30 英国 4月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 4月 消費者物価指数(HICP)改定値
・ 18:00 ユーロ圏 3月 貿易収支
・ 18:30 英国 英中銀インフレリポート
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 20:00 南ア 3月 小売売上高
・ 21:30 カナダ 3月 製造業出荷
・ 21:30 米国 4月 住宅着工件数
・ 21:30 米国 4月 建設許可件数
・ 22:15 米国 4月 鉱工業生産
・ 22:15 米国 4月 設備稼働率
・ 01:30 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
・ 03:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
ピボットポイントなどは山内俊哉のココに注目!もご覧ください
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