2/1 本日の戦略−いくつかの通貨ペアは短期トレンドが下落へ転じたかも−
おはようございます。長女の通う中学校でインフルエンザにより学級閉鎖となりました。長女のクラスではないく、幸い長女も罹っていません。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日も不透明なギリシャの債務交換の結果待ちで、ユーロが動く展開となりました。ベニロゼス・ギリシャ財務相は「民間債権者の損失率を70%超とする案が討議されている」と発言、関係筋は「早ければ2月1日(水)に合意の可能性」「全般的には公的部門の貢献が必要」と発言、ECBのノボトニー氏は「ギリシャがユーロ圏に残るか確信できない」と発言しています。また、ベニロゼス・ギリシャ財務相は「第2次救済は2月5日までにまとめる必要」と発言、2月6日にユーロ圏財務相が会合する予定となっていて、また今週末に山を迎えそうな状況となってきました。ポイントとしては?ECBが債務減免をどうするのか、?民間債権者が70%超の損失を受け入れるかということになります。本日はメルケル独首相が中国を訪問する予定ですので、中国からのユーロにとってよい、サプライズな発言があった場合には、ユーロの上昇につながると思います。一方、バイトマン独連銀総裁の講演が予定されているため、ECBの債務減免に反対する発言を行った場合には、ユーロが売られることとなると思います。
本日は2つの注目度の高い経済指標の発表が予定されています。1つは、米ADP雇用調査、もうひとつは米ISM製造業景気指数です。ADPは急遽計算会社(民間)の指標で、米雇用統計との相関はそれほど高くありませんが、傾向をみることができるため、雇用の伸びの低下傾向が示されればNYダウの下落から、リスク回避の動き(ドル買いと円買い)が出やすくなるものと思います。
昨日堅調に推移した豪ドル、NZドルですが、本日10時発表の中国製造業PMIに注目です。これが前回の50.3より悪く、景気の良い悪いの判断基準となる50を下回った場合には、豪ドル、NZドルは売られやすくなると思います。
■NZDJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
NZドル/円は昨年12/15の58.24円の安値をつけてからきれいに上昇トレンドとなっています。1/26に63.80円の高値をつけて調整に入っていると思われるものの、一昨日、昨日と一目均衡表(日足)の転換線の62.61円でサポートされました。大きなサポートは基準線の61.67円とみられますので、転換線のレベルから反発し、1/26の高値を上に抜けると、昨年9/1の高値の65.75円近辺までの上昇の可能性が高くなると思います。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY
年初来安値更新
EURJPY
一目均衡表(日足)の基準線(99.61円)がサポートとなるか
GBPJPY
一目均衡表(日足)の基準線(120.16円)がサポート
AUDJPY
一目均衡表(日足)の基準線(80.47円)がサポート
NZDJPY
一目均衡表(日足)の基準線(62.61円)がサポート
CADJPY
21日移動平均線(75.92円)がサポートとなるか
ZARJPY
一目均衡表(日足)の基準線(9.63円)がサポートとなるか
NOKJPY
一目均衡表(日足)の雲がレジスタンス
MXNJPY
一目均衡表(日足)の転換線を下抜け
HKDJPY
年初来安値更新
SGDJPY
一目均衡表(日足)の基準線(60.47円)がサポートとなるか
EURUSD
一目均衡表(日足)の雲がレジスタンス
■変動率からの予想レンジ 08:21→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日はアジアの株価が反発したことなどから豪ドル、NZドルが上昇、ユーロ圏周縁国の対独国債スプレッドがタイトニング(縮小)する中で、ロンドン時間に豪ドル/円は81.52円、NZドル/円は63.29円まで上昇しましたが、米経済指標を受け、NYダウが下落すると上げ幅を縮小してクローズしました。ただ、全般的にリスク回避的な動きの中では、対ドル、対円ともに両通貨は上昇してクローズしています。
ユーロ/円はギリシャの債務交換の進展が見られない中で、「ギリシャの債務交換が週末までに進展する」とのパパデモス・ギリシャ首相の発言が手掛かりとなり、ユーロ圏周縁国の対独国債利回りがタイトニングしたことなどから欧州の株価が上昇し、リスクオンの流れで、ロンドン時間にユーロ/ドルは1.3213ドル、ユーロ/円は100.88円まで上昇しました。しかし、「ギリシャがユーロ圏に残れるか確信できない」とノボトニー氏が発言したことや米経済指標の悪化傾向からNYダウが下落したことで、リスクオフの流れとなり、NY時間にユーロ/ドルは1.3042ドル、ユーロ/円は99.55円まで下落し、クローズにかけては切り返したものの、安値圏でのクローズとなりました。
ドル/円はロンドン時間に78.42円まで上昇する場面が見られましたが、発表された米シカゴPMIが60.2に低下(前回62.2)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数は61.4に低下(前回64.8)したことなどからNYダウが下落し、NY時間には昨年10月31日の介入以来の安値となる76.14円まで下落しました。
クローズはドル/円が76.16円、ユーロ/ドルが1.3041ドル、ユーロ/円は99.54円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/1(水)
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期住宅価格指数
・ 10:30 日本 12月 毎月勤労統計調査-現金給与総額
・ 16:00 英国 1月 ネーションワイド住宅価格
・ 17:15 スイス 12月 実質小売売上高
・ 17:30 スイス 1月 SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 ユーロ圏 1月 製造業購買担当者景気指数改定値(PMI)
・ 18:30 英国 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 19:00 ユーロ圏 1月 消費者物価指数(HICP)
・ 19:15 ユーロ圏 ドイツ国債入札
・ 19:30 ユーロ圏 ポルトガル国債入札
・ 22:15 米国 1月 ADP雇用統計
・ 00:00 米国 12月 建設支出
・ 00:00 米国 1月 ISM製造業景況指数
・ 01:20 バイトマン独連銀総裁講演
ピボットポイントなどは山内俊哉のココに注目!もご覧ください
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21日移動平均線がレジスタンス

