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現在位置:トップページ >> 山内俊哉の『ポンド一本勝負』

2012/2/1 水曜日

2/1 本日の戦略−いくつかの通貨ペアは短期トレンドが下落へ転じたかも−


おはようございます。長女の通う中学校でインフルエンザにより学級閉鎖となりました。長女のクラスではないく、幸い長女も罹っていません。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日も不透明なギリシャの債務交換の結果待ちで、ユーロが動く展開となりました。ベニロゼス・ギリシャ財務相は「民間債権者の損失率を70%超とする案が討議されている」と発言、関係筋は「早ければ2月1日(水)に合意の可能性」「全般的には公的部門の貢献が必要」と発言、ECBのノボトニー氏は「ギリシャがユーロ圏に残るか確信できない」と発言しています。また、ベニロゼス・ギリシャ財務相は「第2次救済は2月5日までにまとめる必要」と発言、2月6日にユーロ圏財務相が会合する予定となっていて、また今週末に山を迎えそうな状況となってきました。ポイントとしては?ECBが債務減免をどうするのか、?民間債権者が70%超の損失を受け入れるかということになります。本日はメルケル独首相が中国を訪問する予定ですので、中国からのユーロにとってよい、サプライズな発言があった場合には、ユーロの上昇につながると思います。一方、バイトマン独連銀総裁の講演が予定されているため、ECBの債務減免に反対する発言を行った場合には、ユーロが売られることとなると思います。

本日は2つの注目度の高い経済指標の発表が予定されています。1つは、米ADP雇用調査、もうひとつは米ISM製造業景気指数です。ADPは急遽計算会社(民間)の指標で、米雇用統計との相関はそれほど高くありませんが、傾向をみることができるため、雇用の伸びの低下傾向が示されればNYダウの下落から、リスク回避の動き(ドル買いと円買い)が出やすくなるものと思います。

昨日堅調に推移した豪ドル、NZドルですが、本日10時発表の中国製造業PMIに注目です。これが前回の50.3より悪く、景気の良い悪いの判断基準となる50を下回った場合には、豪ドル、NZドルは売られやすくなると思います。

■NZDJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス) NZDJPY source:uedaharlowfx
NZドル/円は昨年12/15の58.24円の安値をつけてからきれいに上昇トレンドとなっています。1/26に63.80円の高値をつけて調整に入っていると思われるものの、一昨日、昨日と一目均衡表(日足)の転換線の62.61円でサポートされました。大きなサポートは基準線の61.67円とみられますので、転換線のレベルから反発し、1/26の高値を上に抜けると、昨年9/1の高値の65.75円近辺までの上昇の可能性が高くなると思います。

■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY  年初来安値更新
EURJPY  一目均衡表(日足)の基準線(99.61円)がサポートとなるか
GBPJPY  一目均衡表(日足)の基準線(120.16円)がサポート
AUDJPY  一目均衡表(日足)の基準線(80.47円)がサポート
NZDJPY  一目均衡表(日足)の基準線(62.61円)がサポート
CADJPY  21日移動平均線(75.92円)がサポートとなるか
ZARJPY  一目均衡表(日足)の基準線(9.63円)がサポートとなるか
NOKJPY  一目均衡表(日足)の雲がレジスタンス
MXNJPY  一目均衡表(日足)の転換線を下抜け
HKDJPY  年初来安値更新
SGDJPY  一目均衡表(日足)の基準線(60.47円)がサポートとなるか
EURUSD  一目均衡表(日足)の雲がレジスタンス

■変動率からの予想レンジ 08:21→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 76.04 〜 76.46
EURJPY 99.23 〜 100.29
GBPJPY 119.71 〜 120.61
AUDJPY 80.62 〜 81.43
NZDJPY 62.77 〜 63.40
CADJPY 75.73 〜 76.39
ZARJPY 9.67 〜 9.80
NOKJPY 12.91 〜 13.07
MXNJPY 5.79 〜 5.85
HKDJPY 9.77 〜 9.83
SGDJPY 60.38 〜 60.84
EURUSD 1.3017 〜 1.3158

■前日のサマリー
昨日はアジアの株価が反発したことなどから豪ドル、NZドルが上昇、ユーロ圏周縁国の対独国債スプレッドがタイトニング(縮小)する中で、ロンドン時間に豪ドル/円は81.52円、NZドル/円は63.29円まで上昇しましたが、米経済指標を受け、NYダウが下落すると上げ幅を縮小してクローズしました。ただ、全般的にリスク回避的な動きの中では、対ドル、対円ともに両通貨は上昇してクローズしています。

ユーロ/円はギリシャの債務交換の進展が見られない中で、「ギリシャの債務交換が週末までに進展する」とのパパデモス・ギリシャ首相の発言が手掛かりとなり、ユーロ圏周縁国の対独国債利回りがタイトニングしたことなどから欧州の株価が上昇し、リスクオンの流れで、ロンドン時間にユーロ/ドルは1.3213ドル、ユーロ/円は100.88円まで上昇しました。しかし、「ギリシャがユーロ圏に残れるか確信できない」とノボトニー氏が発言したことや米経済指標の悪化傾向からNYダウが下落したことで、リスクオフの流れとなり、NY時間にユーロ/ドルは1.3042ドル、ユーロ/円は99.55円まで下落し、クローズにかけては切り返したものの、安値圏でのクローズとなりました。

ドル/円はロンドン時間に78.42円まで上昇する場面が見られましたが、発表された米シカゴPMIが60.2に低下(前回62.2)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数は61.4に低下(前回64.8)したことなどからNYダウが下落し、NY時間には昨年10月31日の介入以来の安値となる76.14円まで下落しました。
クローズはドル/円が76.16円、ユーロ/ドルが1.3041ドル、ユーロ/円は99.54円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 8802.51 9.46
FTSE100(英) 5681.61 10.52
DAX(独) 6458.91 14.46
NYダウ(米) 12632.91 -20.81
S&P500(米) 1312.41 -0.60
NASDAQ(米) 2813.84 1.90

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 1.84 -0.05
日本10年債 0.967 0.004
英10年債 1.99 -0.08
独10年債 1.79 -0.07

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1734.40 -1.00
NY原油(期近) 98.78 -0.78

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/1(水)
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期住宅価格指数
・ 10:30 日本 12月 毎月勤労統計調査-現金給与総額
・ 16:00 英国 1月 ネーションワイド住宅価格
・ 17:15 スイス 12月 実質小売売上高
・ 17:30 スイス 1月 SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 ユーロ圏 1月 製造業購買担当者景気指数改定値(PMI)
・ 18:30 英国 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 19:00 ユーロ圏 1月 消費者物価指数(HICP)
・ 19:15 ユーロ圏 ドイツ国債入札
19:30 ユーロ圏 ポルトガル国債入札
22:15 米国 1月 ADP雇用統計
・ 00:00 米国 12月 建設支出
00:00 米国 1月 ISM製造業景況指数
・ 01:20 バイトマン独連銀総裁講演

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2012/1/31 火曜日

1/31 本日の戦略−リスク回避は続くのか−


おはようございます。巨大地震のは正確率が高まっているとのニュースを見ました。首都圏の直下型地震も4年以内に70%の確率と聞くと、準備をしておかないとと思いますね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は典型的なリスク回避のパターンとなり、ドルと円が主要通貨に対して買われたため、クロス円の下落が大きくなりました。ギリシャの民間との債務交換についてはサルコジ仏大統領が「今後数日中に最終的なギリシャとの合意を予想」、ユンケル・ユーログループ議長が「週末までに合意望む」と発言しています。ギリシャでもパパデモス首相が「国内3党指導者の合意得た」などと発言しているものの、「交渉は容易ではない」とも発言していて先行きはなお不透明です。一方、週末にドイツ誌が報道した「ギリシャに財政権限の移譲を求める」件については、ユンケル・ユーログループ議長、サルコジ大統領が反対していますが、ドイツ与党からは「我慢の限界」との声も出ていることで、支援との引き換え条件として今後浮上してくる可能性もあり、極端な場合はギリシャのユーロ離脱との噂が再び浮上してくる可能性があります。また、新たなリスクとしてポルトガルの10年債利回りが上昇しています。ギリシャの交渉が難航していることが主な理由です。

一方のEU非公式首脳会合ではESMを今年7月から導入することに合意、英国とチェコ(憲法上の理由で調印せず)を除く25カ国が財政規律強化に向けた新財政協定で合意したことを明らかにしましたが、市場のユーロ売りムードを払しょくするまでには至りませんでした。何度か書きましたが、財政健全化がユーロに対する懸念の払しょくには有効なものの、効果が表れてくるまでには時間が必要であることから、ユーロが一段と上昇するにはECBによる国債買い取り枠の拡大、ユーロ圏共同債の発行などの思い切った措置が出てくるときと思います。

本日は月末ということもあり、19時に財務省から外国為替平衡操作状況が発表されます。もし、今月も覆面介入を行っていたとなれば、米財務省の為替報告書以降で、米国が本邦の介入を黙認していることになるので、ドルが買われる(円が売られる)と思います。ただこれは極めて可能性が低いものとなります。

ポンドは朝方発表されたGFK消費者信頼感指数が-29と1年ぶりの水準へ回復してきました。消費者物価指数の低下などが要因として挙げられますが、依然として低い水準には変わりのないことから、2月の英中銀による追加緩和の可能性は残っているため、ポンドの戻りも限られてくると思われます。

■AUDJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス) AUDJPY source:uedaharlowfx
豪ドル/円は上昇トレンドながら、1/26に82.84円で目先の天井をつけ調整局面と思われます。調整めどとなる一目均衡表(日足)の基準線の80.47円は昨日サポートとして機能したことから、ここを下に抜けなければ、前出高値の82.84円を上に抜けて、昨年10/31の高値の83.96円を目指すものと思います。下抜けた場合でも79.37円近辺がサポートとして機能すると思います。

■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY  レンジ下抜けか
EURJPY  一目均衡表(日足)の基準線(99.62円)がサポートとなるか
GBPJPY  一目均衡表(日足)の転換線を下抜け
AUDJPY  一目均衡表(日足)の基準線(80.47円)がサポートとなるか
NZDJPY  ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスしているが
CADJPY  一目均衡表(日足)の基準線(76.05円)がサポートとなるか
ZARJPY  一目均衡表(日足)の基準線(9.63円)がサポートとなるか
NOKJPY  一目均衡表(日足)の基準線(12.97円)がサポートとなるか
MXNJPY  一目均衡表(日足)の転換線を下抜け
HKDJPY  レンジ下抜けか
SGDJPY  一目均衡表(日足)の基準線(60.47円)がサポートとなるか
EURUSD  一目均衡表(日足)の雲がレジスタンスの模様

■変動率からの予想レンジ 08:08→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 76.11 〜 76.54
EURJPY 99.79 〜 100.83
GBPJPY 119.45 〜 120.36
AUDJPY 80.51 〜 81.31
NZDJPY 62.27 〜 62.87
CADJPY 75.87 〜 76.52
ZARJPY 9.64 〜 9.77
NOKJPY 13.04 〜 13.19
MXNJPY 5.82 〜 5.88
HKDJPY 9.79 〜 9.85
SGDJPY 60.49 〜 60.94
EURUSD 1.3078 〜 1.3216

■前日のサマリー
昨日は合意が近いといわれていたギリシャと民間債権者の債務交換に懸念が生じたことやポルトガルの10年債利回りがユーロ導入後最高となる15.79%へ上昇したことなどから、ユーロが主要通貨に対して売られる流れとなり、NY時間には一時1.3077ドルと、東京オープンの1.3210ドルから約150ポイント下落、ユーロ/円も99.98円と朝方からほぼ一本調子に約1円50銭のげらくとなりました。クローズにかけてはEU非公式首脳会合でESMの7月稼働で合意したことや財政協定で一致したとの内容が伝えられたこともあり、ユーロ/ドルが1.3145ドル、ユーロ/円が100.33円まで戻してクローズしました。

ドル/円はユーロに対する懸念から欧米の株価が下落したこともあり、リスク回避の円買いで、NY時間には76.50円から断続的にあったストップロスをつけて76.21円まで下落、クローズにかけてはやや戻したものの76円台前半までとなりました。

昨日は典型的なリスク回避のパターンとなり、ドルと円が主要通貨に対して買われました。このため、クロス円の下落が大きくなり、ポンド円が119.59円、豪ドル/円が80.52円、NZドル/円が62.29円まで一時下落しています。
クローズはドル/円が76.22円、ユーロ/ドルが1.3076ドル、ユーロ/円は99.98円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 8793.05 -48.17
FTSE100(英) 5671.09 -62.36
DAX(独) 6444.45 -67.53
NYダウ(米) 12653.72 -6.74
S&P500(米) 1313.01 -3.32
NASDAQ(米) 2811.94 -4.61

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 1.84 -0.05
日本10年債 0.963 -0.007
英10年債 1.99 -0.08
独10年債 1.79 -0.07

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1731.00 -1.20
NY原油(期近) 98.78 -0.78

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/31(火)
・ 08:30 日本 12月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 12月 全世帯家計調査・消費支出
・ 08:30 日本 12月 失業率
・ 08:50 日本 12月 鉱工業生産・速報値
・ 09:01 英国 1月 GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 12月 NAB企業景況感指数
・ 14:00 日本 12月 新設住宅着工戸数
・ 16:00 ドイツ 12月 小売売上高指数
・ 16:45 フランス 12月 卸売物価指数(PPI)
・ 16:45 フランス 12月 消費支出
17:55 ドイツ 1月 失業者数
・ 17:55 ドイツ 1月 失業率
・ 18:30 英国 12月 消費者信用残高
・ 18:30 英国 12月 マネーサプライM4
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
19:00 ユーロ圏 12月 失業率
・ 21:00 南ア 12月 貿易収支
・ 22:30 カナダ 12月 鉱工業製品価格
・ 22:30 カナダ 12月 原料価格指数
・ 22:30 カナダ 11月 月次国内総生産(GDP)
23:00 米国 11月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 23:45 米国 1月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 00:00 米国 1月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

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2012/1/24 火曜日

1/24 本日の戦略−ギリシャ債務交換はほぼ合意か、ユーロ圏PMIに注目−


おはようございます。昨日は埼玉東部でも積雪となりましたが、朝方はすっかり凍っていて、通勤時には人も少なく静かな住宅地で雪を踏む音が以上に大きく響きびっくりでした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>NZドル>豪ドル>ドル>ポンド>円
※ “>” の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日も期待を持たせる発言が先行し、ユーロはポジション調整のユーロ買いで100ポイント以上の上昇につながっています。特にドイツ政府筋からのEFSFとESMの平行稼働を検討中との発言は市場の期待につながったものと思います。このため、フランスの金融機関のクレディ・リヨネを「A」、クレディ・アグリコールを「A」、ソシエテ・ジェネラルを「A」に格付け機関S&Pが格下げしたことなどの悪いニュースはほとんど無視されました。市場はまだ楽観的とまでは言えませんが、極度な悲観状態からは心理が改善しているため、ユーロの上昇が続く可能性が高いと思いますが、ユーロ圏の対応スピードが遅いとリスクが再度高まるものと思います。本日は、ユーロ圏のPMI(製造業、サービス業)の発表や製造業新規受注の発表が予定されていることから、これらの指標にも注目となり、よい内容となった場合にはユーロが上昇、悪い内容となった場合には、反応は限定的となりそうです。また、スペイン国債の入札が予定されていますが、こちらは先週からの入札同様に無難にこなされると思いますので、特に材料にはならないでしょう。

このところ、上昇を続けているのがオセアニアの通貨(豪ドル、NZドル)です。米は本日から開催されるFOMCで各委員の金利見通しが発表されると見られるため、今回の追加緩和の可能性は低いものの、2013年中ごろまでと言った低金利の時間軸が2014年以降に変更される可能性があります。そのため、ドルが主要通貨に対して売られやすくなっている一方で、ユーロも安心して買える通貨ではないことから、金利面や経済の安定を考えるて、豪ドル志向につながっていると思います。NZも政策金利の引き下げの可能性が低いことで、消極的ながら買われやすくなっていると見られます。これらの通貨に対しては、現在のところ株価の大幅な下落でもない限り、下落要因が限られるため、更に上昇が続く可能性が高そうで、本邦政府・日銀が介入を行った10/31の高値の83.96円(豪ドル)、64.55円(NZドル)を狙いに行くのではないかと思います。

■EURUSD 日足(一目均衡表、ストキャスティックス)
EURUSD
source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは1/13に1.2625ドルの安値をつけた後反発に転じ、21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上に抜けてきています。また、遅行線が日々線(ロウソク足)の上抜けを試していることから、ここを抜けると更に上昇し、雲の下限となる1.3282ドル近辺まで上昇する可能性があります。ただ、戻し方が急だったことから、ストキャスティックス(スロー)では80以上でデッドクロスする可能性が高まってきたことから、軽い調整が入る可能性もあり、基準線となる1.2910ドル近辺まで下落する可能性があります。

■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY  21日移動平均線がレジスタンス
EURJPY  21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線がサポート
GBPJPY  一目均衡表(日足)の基準線の上抜けをトライ中
AUDJPY  ストキャスティックス(スロー)はデッドクロス出現だが
NZDJPY  ストキャスティックス(スロー)はデッドクロス出現だが
CADJPY  一目均衡表(日足)の雲の中を推移中
ZARJPY  一目均衡表(日足)の遅行線が雲をトライ
NOKJPY  一目均衡表(日足)の基準線がサポート
MXNJPY  一目均衡表(日足)の遅行線が雲の下から中へ
HKDJPY  21日移動平均線がレジスタンス
SGDJPY  一目均衡表(日足)の雲の中を推移
EURUSD  21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線がサポート


■変動率からの予想レンジ 08:27→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 76.83 〜 77.16
EURJPY 99.76 〜 100.67
GBPJPY 119.45 〜 120.29
AUDJPY 80.74 〜 81.43
NZDJPY 62.17 〜 62.71
CADJPY 76.07 〜 76.67
ZARJPY 9.63 〜 9.76
NOKJPY 13.05 〜 13.20
MXNJPY 5.80 〜 5.86
HKDJPY 9.86 〜 9.92
SGDJPY 60.53 〜 60.93
EURUSD 1.2954 〜 1.3078

■前日のサマリー
昨日はFTドイツ版の「ギリシャ政府とIIF(国際金融協会)は、債務交換の条件で大筋合意」とのニュース、「ドイツ政府はユーロ圏の救済基金について、暫定的なEFSFと恒久基金のESMを必要に応じて平行稼働させ、基金の能力を拡大する案を検討している」と一部通信社が報じたことやラガルドIMF専務理事が「IMFの融資能力を拡大しなければならないと確信している」と発言したことなどから、欧州の金融株を中心に上昇、ユーロ/ドルはNY時間に1.3053ドル、ユーロ/円は100.49円まで上昇とギリシャの債務交換に懸念がでて下落して始まった東京市場から比べると100ポイント以上上昇しました。

ドル/円は77.08円から76.87円のレンジとなりました。ロンドン時間は欧州の株価が上昇したことやユーロ周縁国のドイツとの国債スプレッドが縮小したこともあり、リスク選好から、主要通貨に対してドル安が進んだものの、ドル/円では方向感が出ませんでした。

クローズはドル/円が76.86円、ユーロ/ドルが1.2875ドル、ユーロ/円は99.09円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 8765.90 -0.46
FTSE100(英) 5782.56 54.01
DAX(独) 6436.62 32.23
NYダウ(米) 12708.82 -11.66
S&P500(米) 1316.00 0.62
NASDAQ(米) 2784.17 -2.53

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.05 0.03
日本10年債 1.001 0.014
英10年債 2.16 0.05
独10年債 1.97 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1678.30 14.30
NY原油(期近) 99.58 1.25

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/24(火)
・ 00:00 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 15:30 日本 白川方明日銀総裁定例記者会見
・ 18:00 ユーロ圏 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
・ 18:00 ユーロ圏 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
18:30 ユーロ圏 スペイン国債入札
・ 19:00 ユーロ圏 11月 製造業新規受注
・ 22:30 カナダ 11月 小売売上高 前月比
・ 23:05 ユーロ圏 ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 00:00 米国 1月 リッチモンド連銀製造業指数
・ 03:00 米国 米財務省2年債入札(350億ドル)
・ 03:15 ユーロ圏 メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁講演
03:30 ユーロ圏 バイトマン独連銀総裁講演
・ 05:00 英国 キング・イングランド銀行(BOE)総裁講

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山内俊哉
プロフィール
FXアナリスト。日本AFP協会会員。商品先物業界で企画・調査を担当、貴金属・穀物などの相場予想を執筆。その後、1998年の外為法改正でFXに従事し、顧客のカバー取引や外国為替の予想を担当。2005年7月より上田ハーロー所属。トレンド系を主体としたテクニカル分析、特にポンドトレーディングを得意とする。静岡県出身。
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